アラフォーの派遣生活、まさかの給料差押え。
そうこうしている内に、本当にまずい状況になってきた。
どのカードも限度額に達してきていた。
本屋で「お金持ちになる法則」の類の本を読んで、「どうにかなるさ。」なんて、気を紛らわしている場合ではなくなってきた。
私は支出の整理を始め、止めれるものは止め、家賃の安いアパートと、時給の良い仕事を探し始めた。
年末前に、ギリギリ予算内で、しかも見事に私の希望条件にハマったアパート物件を見つける事が出来、即契約した。
身内に引越し費用のお金を借り、何とか引越し目処が立ったのと同時に、時給の良い仕事に就く事が決まった。
そうして、なんとか月に9万円の予算を捻出する事が出来たのだった。
これで、何とか乗り切れるかも。
そう思えたのも束の間だった。
年明け、新しい職場にも慣れてきた頃、私の携帯に派遣会社から連絡が入った。
役所から、私の給与を差押えするように通知が来ている。
という内容だった。