#アラフォー #おひとり #派遣社員 #給与差押え #債務整理中

このブログは、私の復活物語になる。

債務整理以前 -始まり-

断れなかった。

仕事の業務量には波があり、その度に、人員の増減が繰り返し行われてきたのだ。地方で今後、業務が縮小していくだろう、というのは知っていた。

転勤を断れば、すぐに、とはいかなくても、今後いつクビになってもおかしくはなかった。

現に、一時期40名以上もいた私のプロジェクトチームは今は1名になってしまったようだ、と少し前に聞いた。

転勤するに当たり、引越ししたばかりの事、マンションの改装をした事を説明すると、マンションの解約費用と改装費は会社が負担してくれる事になった。その点はすごく恵まれていた、と、思う。

でも、その広いマンションに合わせて買った、暖房器や照明、カーテンなどは持って行けるはずもなく、買ったばかりの新品を、友人に譲ったり実家に置きに帰ったり、と、東京へ行くまでの一か月の僅かな時間は、瞬く間にばたばたと過ぎた。

幾つかホームウォーミングパーティを計画していたのが、急遽、お別れ会、に代わった。

引越しというのは、何かとお金がかかるものだ。増してや私は独り暮らしを始めたばかりで、家具や生活雑貨などを買い揃え、出費は嵩んでいた。