アラフォーの派遣生活、「最後の報告」の前。
アラフォーでおひとり様、そして派遣社員。
おまけに給与差し押さえに債務整理。
私は、この状況になってから、ずっと
考え続けていた事がある。
いろんな事情を抱え、背負い、重荷に耐え切れず、人生を諦める人も多い中で、沢山のハンディや、数千万円の借金を背負いながらも、それを覆えし、充実した人生を送る人も沢山いる。
この違いは、一体なんだろう、と。
境界線は、一体なんだろう、と。
「あおいくま」
昔、まだ少女だった時代に、何かの小説で読んだ本にあった言葉だ。
あ 焦るな
お 怒るな
い 威張るな
く 腐るな
ま 負けるな
私は、今、ずっとこの言葉を抱えて生きている。
自分を信じる。
他人や周りの状況なんかには、もう振り回されない。
焦らず、腐らず、周りなんてもうひとかけらも気にせず、自分を生きている。
不遜なまでに。
だって、私はまだ生きている。
こんなに阿呆でマヌケで、社会生活を送るのが、こんなに不器用なのに、まだ、ちゃんと生きている。
多くの、気付かないほどのありふれた、愛情や思いやりに支えられて。
私は、物凄く恵まれているのだ。
だから、ただ、ひたすらに、
自分の命の可能性は無限なのだ、
と、信じて、
ただ、もうひたすらに
自分自身を信じきって、
生きている。
希望を持つ必要すら、ない。
自分の命をどう燃やして、
自分の魂をどう磨き、どう輝かせるかは、
自分次第だ。
周りに屈せず、ひねくれたり嫉妬したりイジけたり、そういったつまらない感情は打ち捨てて、ただ、ひたすらに自分を信じて生きる。
もう、ただ、ひたすらに、生き抜くのみ。
私に出来るのは、それだけだ。
私は、世の中をスイスイ生きていけるほど、器用でも賢いわけでもないのだから。
私の、この世に与えられた、この命は、
まぎれもなく、尊いものなのだから。
そう、開き直って。
私が、今、手にしている答え、だ。