#アラフォー #おひとり #派遣社員 #給与差押え #債務整理中

このブログは、私の復活物語になる。

アラフォーの東京生活、始まる。

せわしなく東京に引越しして、東京での生活が始まった。
仕事も私生活も環境も、全て、毎日が迷子状態だった。
いつも普通に手に入っていた生活用品が、一体どこに売っているのかさえ分からず、新宿駅で迷い、人ごみに疲れ、情けなくて、何度も泣きたくなった。
仕事も、地域では外資系の企業に出向し、プロジェクト全体が把握できる内容だったのに対して、東京では、大きな日本企業に出向し、大きな組織の中で働く事になり、私は自分が何をすれば良いのか、サッパリ分からなかった。大企業本社の把握出来ない部署の多さや人間関係にも、日本企業の独特の雰囲気にも全く馴染めなかった。
週末は、愛車でドライブして、気に入ったカフェでコーヒー片手に雑誌や本を読んで過ごしていた生活が、東京の人だらけの街をウロウロ巡るだけの生活に代わった。
たまに、海を見に行ったりしても、やっぱりそこは人だらけで、海も私の思う海ではなく、疲れるだけで、癒しも何も得られなかった。
東京の良さが、サッパリ分からなかった。
東京に住んでいる事に、何の楽しみも見出す事が出来なかった。
私は知らなかったのだ。
東京が、「どデカイ街」だという事を。
何の目的もなく、ただ徘徊するだけなら、東京は際限なくお金が浪費されるだけの街だ。
私はなんで東京にいるのだろう、と、
何度となく思った。
でも、信じていたのだ。
私が東京に来る事になったのは、絶対に何か意味があるはずだ、と。